【河浦中学校観光ボランティアガイド養成講座~第5回目~】
10月8日(日)に第5回目(最終回)となる養成講座が行われました😀
最終回となる今回は、本番前の最後の現地研修を行いました。👫
事前に生徒の皆さんには自分たちが説明するパネルの清書と説明用の原稿を作ってきてもらっており、そのパネルも講師である天草宝島案内人の会の金澤会長などに目を通していただいております。👍
まず、1番目が天草漁協﨑津支所の直売所「きんつ市場」付近での﨑津の紹介からです。🐟
日本の渚100選や日本のかおり風景100選に選定、さらに国の重要文化的景観に選定されており、今世界文化遺産への登録を目指していること、きんつ市場の名前の由来などを丁寧に説明していました。
2番目に﨑津諏訪神社と教会跡(司祭館)の紹介です。⛩
島原・天草一揆から10年後に建てられた神社、その170年後に起きた天草崩れの舞台となった場所、天草で一番古い鳥居があること、さらに現在の﨑津教会の前に建てられた教会跡に司祭館を建築などを説明してくれました。
3番目に﨑津教会の紹介です。⛪️
昭和9(1936)年に鉄川与助が建築したゴシック様式の教会で、建物内は畳敷きでコウモリ天井、祭壇は絵踏が行われていた吉田庄屋役宅跡であるなど建物の外と中でしっかりと説明してくれました。
4番目は﨑津資料館みなと屋とつどい処まつだの紹介です。🏠
みなと屋は昭和11年に建てられた旅館を改修したもので、昭和初期の﨑津をイメージしたジオラマや信仰物である信心具の展示、﨑津・今富の歴史を映像で振り返られる施設、また、つどい処まつだは松田豆腐屋を改修したギャラリーで、﨑津にちなんだ写真や絵画を展示した施設であることを屋外から紹介してくれました。
このみなと屋とまつだは時間の都合で館内は見ることができないため、屋外での説明となってしまうのが非常に残念です。
最後に、家と家との間約90㎝の小路「トウヤ」とキリシタン墓地の紹介です。
トウヤは漁村集落特有のもので、﨑津地区にも約20か所現存、また、キリシタン墓地はお墓の上に十字架が入っているものを集落から見学できる、など説明してくれました。
途中では、天草宝島案内人の会の方からアドバイスなどいただきながら、自分の説明する内容を改めて確認していました。
これで養成講座はすべて終了いたしました。あとは、10月22日(日)の当日を迎えることになりますが、実はもう1回あって、年には念をということで、最終リハーサルを河浦中学校で今月中旬に行い、いよいよ実践となります。
2年生と3年生が一緒になり、このような活動ができるのは非常に良い経験になると思います。この経験が少しでも生徒の皆さんの今後の力になればいいかなと思います。
お時間のある方は10月22日(日)のあまくさぐるっと周遊バス(Bコース)ご乗車していただければ幸いです。