11月19日(土)に平成28年度富津ラボ『秋の学校』今富フットパスが実施されました。
これは、﨑津地区で空家となっていた職員住宅を熊本大学が地域拠点として活用し、
﨑津・今富地区でさまざまな活動を行っていただいております。
その富津ラボが毎年実施しているのが、この今富フットパスです。
当日の朝からものすごい雨で開催が心配されましたが、予定時間には見事に雨があがり、
無事開催することが出来ました。
今回は今富地域交流施設から今富で初めて作られた教会跡、大川内天満宮、さらに今富版
八十八ヶ所巡りというコースでした。
今までは今富を皆さんで思い思いに歩いていましたが、今回は班ごとにテーマを持って散策
することになりました。
歩きをテーマとした健康趣向班、名字の傾向を探す班、草花をリストアップする班などなど・・・。
ガイダンスセンタースタッフは名字の傾向を探す班に入って散策しました。
山村、農村の地域だけあって、山・村・田・岡があちこちに見受けられました。
ただ、残念なことに天草市外に転出されている家が多く、空き家が多く見受けられたとのことでした。
その後、大川内天満宮から今富の風景を見ました。
﨑津はよく雑誌やテレビで取り上げられていますが、今富も農村集落の中に数々のキリシタン遺跡
などがあり、歩いてみないと見えてこない部分があるため、非常に魅力が詰まった地域です。
途中休憩のときには、地元の方からスィートスプリングをいただきました。
こういった地元の方とのふれあいもフットパスの醍醐味なのではないでしょうか。
これからもこのような活動を通じて、少しずつ今富の魅力を発信できたらと思っています。